漢方について

漢方医学の紹介

漢方医学の概要

漢方医学は、治療行為に対する人体の反応に基づいて体系化された医学体系です。 古代中国の医学をルーツとし、5~6世紀頃に日本に伝わった経験医学の先例です。 その後、日本の風土や文化に適応した独自の医学として発展し、さらに日本人の体質に合わせて改良され、独自の伝統医学として発展してきた。 17世紀、漢方医学は大きな発展を遂げ、現在のようなスタイルが確立された。 漢方」という言葉は、もともとオランダ人によって日本に伝えられた西洋医学の「ランポ」と区別するために作られた言葉である。 また、漢方は中国伝統医学や韓国伝統医学とも異なる。

医心方とは、古代から隋・唐時代に編纂された中国や朝鮮の医学書数百冊に記載されている医学知識や理論をまとめたもので、日本独自の医学である。 現存する日本最古の医学事典で、984年に丹波康頼が著した。原書は「中来家伝本」と呼ばれ、国宝に指定され、東京国立博物館に所蔵されている。
多くの古文書が失われる中、『医心方』は唐代以前・唐代の医療を理解する上で貴重な存在といえるでしょう。

2010年3月、日経メディカル カスタム出版は、医師を対象としたインターネット調査「2010年の漢方薬の使用状況と意識調査」の最新結果を発表しました。
調査によると、現在漢方薬を処方している医師は86.3%に上り、医療現場で広く使われていることがわかりました。 漢方薬を処方する主な理由としては、「西洋医学には限界がある」(51.1%)、「学会で発表された漢方薬の科学的根拠に揺さぶられた」(34.6%)、「患者からの強い要望」(24.6%)などが挙げられた。
最も多く処方されている漢方薬は「葛根湯」(70.2%)、「大健腸」(50.2%)や「尺薬甘草湯」(49.2%)が続いた。 特に、大建中湯、六君子湯、抑肝散は、科学的な裏付けが蓄積され、使用量が飛躍的に増加している。